残念ながらお金を用意することができませんでした

カメラやらアイマスやら電波やら電気電子やらいろいろと書いていくやつ

新田原エアフェスタ2016に行った話

いつもの奴.

先日K-5IIが入ったので早速実戦配備.

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330:起床.睡眠時間2時間

800:新田原基地周辺着.

地 獄 の 山 登 り 開 始

20分後

 西門からの入場を拒否されてさらに30分後

 この地点で完全に脚が死んだ.

 

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↑基地に行く途中で撮ったUH-60J.(最初から見れないのは)かなしいなぁ…

 

850:基地着.

オープニングフライトが終わり救難展示も途中だったため,救難展示を捨てて基地内のローソンで昼飯を購入.23SQの飛行展示に備える.

 

 今まで見てきたF-15の展示の中で一番ヤバかった.具体的にはハイレートクライムに入るときの引き起こしとか(2枚目),ヴェイパーの出方とか(3,4枚目).

 

 空挺降下とか初めて見た.習志野から遠路ご苦労様でした.

クリジュンP(@kurijun777)によると空挺降下自体が新田原発祥らしい.なので航空祭で空挺を見せるのも新田原くらいしかないんじゃないかなと.はぇ~すっごいためになる知識…

 

 ここら辺は快晴の時の写真には勝てないのでヴェイパーが出まくってるときの写真を.

 

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おまたせ
やったぜ。
実家のような安心感
そのためのスクランブル

離陸に完全成功したF-15J君.UC

築城でF-2の着陸時にUnicornを流したのは聞いてたが,ここでも流すとはたまげたなぁ…

 

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かっこいいF-15Jの写真で浄化しなきゃ(使命感)

 

RF-4は初見.F-4は去年の築城で見た.おじいちゃんで整備が大変そう(小並感).

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おじいちゃんのお腹.去年の築城よりも近くを飛んでくれたからよく撮れた.

 

 ぼく「(半分)コブラじゃねーか!(2枚目の写真を撮りながら)」

アメリカ軍ってマジキチな飛び方するんやなって…

 

これで午前の部終了.

クリジュンPと合流して飯を食いつつPPAPを聞いて13時からのF-15J大編隊を待つ.(さっきの話はこの時に聞いた)

 

1305:あのアナウンス.

 新田原に来た目的の1/3くらいが消滅してしまった.

また天候も悪くなり,第3区分かなぁと思いつつ1340からのブルーを待つ.

 

1340:ブルー開始.

これまた去年の築城にはかなわないのであえて逆光を.

 個人的に1枚目が今回のベストショット.なのに反応があまりにもない.かなしいなぁ…

追加で数枚.

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志村後ろ!!

 

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こちらもなかなかいい逆光写真.

 

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今年からの新課目(らしい)フェニックス・ループ.背景が青空じゃないのが惜しい.

 

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タック・クロス.タイミングが完璧なのにピントが合ってないので没.天は二物を与えなかった.

 

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クリスマスツリー・ローパス.スタークロスがないのにコークスクリューに入って謎だったが,これをやるためだったのかな??粋な演目をやってくれて感謝.

 

 プロペラ機特有のグルグルヴェイパーを初めて見て感動した.

 

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多少は地上展示機を.なかなかお目にかかれない飛行点検機としてのYS-11FC.U-125の事故の影響で今年は引っ張りだこだったらしい.

 

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滑走路横の展示機を横から.F-2さえいれば完璧だった.

 

 P-80(の練習機版T-33)Shooting Star.ネタで撮ったことは否定しない.

 

今回の航空祭まとめ終わり.そして今年の戦闘機との戯れも終わり.

来年はTAMRON A17 70-300mmくらいは持っていきたい.

なので誰か買って(すぐ乞食をする人間の屑).

星野村に行った話

星野村に行ってきました.(お土産並みの事後報告)

適当にtenki.jpの星空指数を見てたら,9/26深夜~9/27明け方の間は指数90とかになってて,AstroGPVも悪くない雲量を表示してたので,急遽車持ってる知人を呼びつけて連れて行ってもらった.

ここでは忘備録も兼ねて,Twitterに上げた写真をまとめつつ,補足等をしたいと思う.
なお,掲載順はTwitterに上げた順番とする(ほぼ時系列順).


星野村のドクターヘリポート(現地の知り合いから入っても問題ないと教えてもらってた)の近くの空きスペースに車を横付けしてもらい,車を降りてすぐに目に入ってきた光景の再現写真である.
実を言うと実際の天の川を見たのは初めてで,あまりの綺麗さに完全に語彙力を失っていた.
当然天の川を撮るのも初めてであり,いろいろと試行錯誤をしたが,あまり綺麗に撮れているとは思えない.
しかも,直前に降った雨の影響でかなり湿度も高く,気温も下がっていたために,フィルタに結露が発生するというハプニングが発生し,落ち着いて調整できなかったというのも一因である.(だからあれほどカイロを持っていけと…)
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↑フィルタが結露した時の写真(無調整).ソフトフィルタにソフトフィルタを重ね掛けしても意味がない


その後はフィルタの結露と格闘しながら撮影を続行.電柱と天の川の相性は(個人的に)抜群であるが,場所柄ヘリの誘導灯(らしきもの)があったので,それと合わせてみた.
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Twitterに上げようとしたものの,先の写真との構図被りがあったので取りやめ.悪くはないと思う.


説明通り,オリオン座とふたご座.今回の恒常SSRアーニャの背景にも描かれてる.ちなみに今回の恒常SSRアーニャはスカチケで入手する予定である.そんなことより限定復刻だ!!
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↑「もしかして星野村で引けばアーニャが出てくれるのでは!?」と思って引いた結果.現実は甘くない.

ここで東から雲が張り出し,15分程度で空を覆いつくしてしまった.曇り空でも星はきっとそこにあるかもしれないが,隠れてしまった以上,やることはない(ちわーJAS○ACでーす)
ということで


ぽやしみ~~~~~~~~~

1時間後


魔剤ンゴ!?

ということで撮影再開.


星野村にはリトルボーイにより燃えた広島の街の残り火を灯し続ける「平和の塔」なるものがある.
この写真で平和云々いうつもりはないが,ただ星空に囲まれて燃え続ける炎は美しかった.


この写真は私も納得の1枚である.執筆中の現在,最もふぁぼ数が多い写真である.(源さんありがとうございます)
星野村の光害は南は全く無く,東が多少,西と北は大分壊滅的という感じで,先ほど紹介したオリオン座とふたご座の写真を撮った時よりもオリオン座が南に移動し,最高のコンディションで撮れた写真である.
プロソフトン(A)の実力が遺憾なく発揮されており,あとはセンサの劣化と調整技術がどうにかなればかなりいいところまで行く写真だと思う.


メロン氏に頼まれた「死兆星」ことアルコルを撮るために北側を広角で収めた写真.先にも言及した通り,星野村の北は久留米の光害がひどく,5/4の角島に行った時の写真には遠く及ばなかった(メロン氏には申し訳ないが)
↑参考までに角島の時の写真


プレアデス星団(スバル)が大好きな某氏の為に撮ってきた写真.自宅付近より段違いに映りもいい.


そしてそのプレアデス星団をK-mで撮った写真.ちょうどRX-100M2のバッテリも切れ,日の出も近くなってきたため,慌ててK-mを引っ張り出して撮った写真.コンデジでは絶対に撮れない.


今度はオリオン大星雲をターゲットに300mmの暴力.この2枚を撮って思ったのが
「さっさと赤道儀作らなきゃ」
だったのでPART2の執筆もガンバリマス.

そして,今回星野村に行った最大の目的である写真がこちら.


昔からアーニャを満天の星空の下で撮ってみたいと思ってたワイの夢がついに叶った瞬間である.
星野村に行く前に様々な計算を行っていったが,それを全部無視して現地のノリで撮った写真である.しかし,かなり出来栄えのいい写真になったと思う.
そのままフィギュアを撮影してもただの影にしかならないので,光源の調整に苦労した.なんとか「星空の下でフィギュアを撮る」という(ワイの観測圏内では)前例のないことを成し遂げることができた.
Tweetにもぶら下げておいたが,この写真のタイトルは [スターライトステージ]アナスタシア にしようと思っていたが,どっかから怒られそうだったのでやめた.
ちなみにこの写真を名刺の裏側に使う予定である.名刺作らなきゃ…

今回のまとめは以上である.最後まで読んでくれた方には感謝しかない.(完全に疲れた)

赤道儀を作る PART1

ワイ「そうだ.赤道儀を作ろう.(唐突)」
そう思ったのは確か9月の始めだったような気がする.ニート生活による慢性的な金欠から,新たにバイトを始めることによって,これからの財政に多少の希望が見えた時であったと思われる.

いい加減ソフトフィルタにも慣れ,星空撮影に新たな刺激が欲しいと考えてた時,このような記事が目に入った.
簡易自作赤道儀のススメ | GANREF
赤道儀を作ろう! | GANREF
この記事を見つけたときは雷に打たれたような衝撃が体を迸った.(直喩)その後いろいろと調べていたところ,このような記事も見つけた.
ポタ赤シリーズ
これによると,自作赤道儀は2つに分けられるらしい.2枚板式の簡易ポタ赤,星空撮影架台,この2つだ.俺は――

俺は『8月なのに卒研が終わってしまった学生』.既にやることがない.

俺は『暇』を持て余している.

あれは雨の降る寒い日だった――

ということで今回は星空撮影架台の方を作る.三脚持ってるし.

ところでこの手の自作ポタ赤はある致命的な問題を抱えている.それは手動追尾の為,追尾時間が長くなれば長くなるほど誤差が増えるというものである.そら(時間決めて定速度でネジ回して三角形の1辺を増やしたら)そう(誤差が蓄積していく)よ.

そこで私はこう考えた.ネジの回転数を電子制御すれば誤差蓄積の少ないポタ赤が作れるのでは??しかも都合のいいことに,卒研でこれに向いているステッピングモータを用いた回転数制御を会得していた.
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ということで今回は設計(という名の構想)を行っていく.

STEP1:まずは設計が可能なのかを調べる

実現不可能なのに設計を始めるのは時間の無駄である.そこで,まずは「ステッピングモータ(以下STM)を用いた制御が可能であるのか」を調べたいと思う.
ここでは「STMに1分間に何ステップ入れれば誤差を少なくできるのか」を求められれば、設計可能と判断する.

そもそもなぜ手動で制御すると誤差が蓄積するのかというと,「角度が三角関数\arctan \frac {a} {b}に基づいて変化するから」である.
ここで定義として,以下の量を定義しておきたいと思う.
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このとき,角度θは以下の式で表すことができる.(単位[degree]は[°]と読み替えてほしい.)
\displaystyle \theta = \arctan \frac {d(t)} {D} \verb|[degree]|
これをグラフにすると以下のようなグラフになる.
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見ればわかる通り, \frac {d(t)} {D}を一定速度で変化させても,角度変化は一定とならない.これを一定角度変化にすることが,今回の大きなミッションである.

赤道儀として,θは0.25[degree/min]で動かすのが絶対条件である.(そこら辺の詳しいことは各自ググって欲しい.)よって,時間t[min]を用いてθの式は以下のようにも示せる.
\theta = 0.25t \verb|[degree]|
以上の式より,以下の式が導ける.
\displaystyle 0.25t = \arctan \frac {d(t)} {D} --(1)
θを一定速度で変化させるためには,d(t)をtan関数に基づいて変化させればよい.その為d(t)を
d(t) = D\tan \varphi(t) \verb|[mm]| --(2)
と置く.すると,(1)式は,

\begin{eqnarray}
0.25t &=& \arctan \frac {D\tan \varphi(t)} {D} \\
&=& \arctan \tan \varphi (t) \\
&=& \varphi (t)
\end{eqnarray}
となり,これを(2)式に代入すると,
d(t) = D \tan 0.25t \verb|[mm]| --(3)
となる.

ここで,微動ネジに用いるネジのピッチをP[mm],STMの1ステップ回転量をN[degree/step],STMに入力するステップ数をS[step],STMにS個のステップを入力した際に得られる総回転量Nt[revolution]とする.
(ネジのピッチについてもググって.どうぞ.)
すると,総回転量NtとネジのピッチPを用いて,d(t)を表すことができる.(1回転したらP[mm]移動する.)
d(t) = N_t*P \verb|[mm]  --(4)|
ここで,総回転量Ntは次式で表される.(360[degree]回ったら1回転)
\displaystyle N_t = \frac {N} {360} S \verb|[degree]| --(5)
(5)式を(4)式に代入し,
\displaystyle d(t) = \frac {N} {360} SP \verb|[mm]| --(6)
となる.

これを(3)式に代入すると
\displaystyle \begin{eqnarray}
d(t) = D \tan 0.25t &=& \frac {N} {360} SP \\
       S &=& \frac {360D} {PN} \tan 0.25t
\verb|[step] --(7)| \end{eqnarray}
となり,tに1,2…と入れてやると,その分間に入れてやるべきステップ数が求められる.

ここまで計算出来たので,このプロジェクトは実現可能である(加工は部室でいくらでもできるので無問題だし,パーツ類も余ったものを使うから,残る不安要素は制御プログラムが書けるかどうかだけだった).


STEP2:部品選定 以降はPART2以降に記す.

ブルーインパルスを撮りに行った話

今日(多分記事を投稿したときには昨日になってるはず),第99回ライオンズクラブ国際大会の何某かでブルーインパルスの展示飛行があると聞いて意気揚々と撮りに行った.

 

今回もいつものように時系列順で振り返ってみたいと思う.

 

今回は能古島方面から福岡ドームへデルタ・ローパスで進入し福岡空港付近で旋回,スワン・ローパスに移行しドーム付近で散開,最後に福岡市上空でサクラを決めるという内容だった.

 

 詳細は福岡地本のツイートを参照のこと.

ということで私が撮影場所に選んだのはこの場所だ.

 

 そう,大濠公園の隣の福岡城だ.

なぜここを選んだかというと,

・展示飛行ラインのほぼ真下(と思われる)

・周りの建物より高い天守台があり,見晴らしが良い

百道浜めっちゃ人多そう

・ここに目を付ける奴とかおらんやろw(慢心)

この4つだ.

 

飛行計画によれば,サクラは福岡ドームの直上で展開とのことだったので,サクラは捨てる気持ちで行った.これから先の航空祭で見れる可能性が高いからだ.

 

この理由から私は1カ月ほど前から下見を行い,万全の態勢を整えた.(そのくせして予行には寝坊した)

 

しかし,皆考えることは同じである.

 

 (お前がいい場所と思うなら他の人もいい場所と思うのは)当たり前だよなぁ??

 

天守台の端の方で集団でお話されてた方々にちょっと話しかけてみると,すぐに打ち解けられた.同じ趣味を持つ人間とは話が合う.

 

その中でもある方とは地元が凄く近かったため,とても良く話をさせてもらった.しかも連絡先も頂いた.新たな出会いに”””””圧倒的感謝”””””

しかもその方に場所も譲っていただいた.本当に有り難い…

 

そしてこんな会話も…

 

圧倒的年季を感じる…

 

そして他の方々はみなさん良いレンズとカメラを持ってらっしゃる.500mmとかザラで逆に14mm程度の超広角を持ってこられた方もいらっしゃった.

 

そして撮影場所に困ってたはるかぜと合流し,撮影に臨んだ.

140枚ほど撮影したが,厳選した4枚を紹介する.

 

ブルーインパルスはいいぞ。』

ローパス系の飛行は通常快晴時には見られない演目なのでとても貴重ではあるが,それよりも貴重なものはやはり福岡ドームブルーインパルスの構図である.

 

福岡でのブルーインパルスの展示飛行は2011/03/12の九州新幹線開業記念式典で行われる予定であった.

日付を見ればわかるが,前日の震災で中止になった展示飛行である.

 

この時に見に行こうと思ってから5年,やっと福岡市でブルーインパルスを見れると思うと,熱いものを感じた.

 

しかし先ほどの写真,実をいうと満足できる写真ではない.

どう調整しても,昨年の築城基地航空祭の写真には敵わないのである.

 

 

カメラの調整 is GOD.

レタッチに自信ニキ,至急,メールくれや.

 

そのあとラーメン食ってバナパス買って,終わりっ!!

 

 

今年の芦屋基地航空祭はすでに予定が入っていていけないため,新田原基地航空祭に行けない場合は今年最後のブルーインパルスとなってしまう.頑張って新田原に行きたいところである.