残念ながらお金を用意することができませんでした

カメラやらアイマスやら電波やら電気電子やらいろいろと書いていくやつ

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます.何がめでたいのか良く分からないが,お年玉がもらえるので確かにめでたい気もする.

早速本題だが,アホみたいに勤務が入ったおかげで十数万ほど入りそうなので,もしミリ5thに行かないことが確定した際に買うものの候補を記しておこうと思う.レッツ自己解放.






smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED[IF]

 PENTAXが出す純正魚眼ズーム.魚眼ズームは超珍しいらしい.

 通常,レンズの焦点距離表記は35mm判換算すると1.5倍となるため,このレンズもAPS-C機に着けると16-26mmくらいになる.

 しかし,こいつはなんとAPS-C機に着けたときの焦点距離が10-17mmとなっている.

 多分この世に流通するレンズの中でもかなり広角なレンズになるのではないだろうか.

 目的は当然,星撮りメインの運用である.やはり満天の星空を撮るときには18mmのF1.8(RX-100M2のワイド端開放)だといくら明るくても迫力に欠ける.

 このレンズだと開放でF3.5と星を撮るにはかなり暗めだが,星を撮るときの「500ルール」なるものに当てはめるとそこまで問題にならないと思われる.

 500ルールなるものを説明すると以下のようになる.


  焦点距離f[mm]のレンズで星を撮影する際,星がブレない最低のシャッター速度s[sec]は以下の通りとなる.

   \displaystyle s = \frac{500}{f}


 だれか中でtexが動く文字列の囲い方を教えてほしい.

 それは置いといて500ルールを使うと,50秒はシャッター速度を稼げる.

 ここでこの間の記事で解説したEv値の計算を使う.これにより,このレンズを使えばどれくらいまで感度を落とせるかが計算できる.

 \begin{eqnarray*} 
A_{v} &=& log_{2}F^2
\end{eqnarray*}
 \begin{eqnarray*} 
T_{v} &=& -log_{2}\frac{1}{t}
\end{eqnarray*}
 \begin{eqnarray*} 
S_{v} &=& log_{2}NS_{x}
\end{eqnarray*}
 \begin{eqnarray*} 
B_{v} &=& A_{v} + T_{v} - S_{v}
\end{eqnarray*}

 これらの式を用いて以下の写真のBv値を出してみたいと思う.

K-5II + smc PENTAX-DA 35mm F2.4 AL/53.5mm/F2.4/ISO6400/30sec

 与式より,

 \begin{eqnarray*} 
B_{v} &=& A_{v} + T_{v} - S_{v}\\
&=& 2.526 + 4.907 - 11\\
&=& -3.567
\end{eqnarray*}

 導出したBv値と50秒のTv値である5.644とF3.5のAv値である3.615を用いると,Sv値は12.826となる.

 これをISO感度に換算すると…

 

2 2 6 9 1

 

α 9 欲 し い ! !

 悲しいなぁ…

 なぜこういうことが起きるかというと,Tv値が対数だから.10秒が30秒になるとTv値はおよそ1.6も上がるが,30秒が50秒になってもTv値はおよそ0.7しか上がらない.悲しいなぁ…

 深夜だから計算ミスかもしれないが,辛いということは分かった.

 まぁソフトフィルタを付けない限り,魚眼で星をそこそこの大きさで写すのは厳しいだろうが.

 そしてこのレンズ,致命的なのが後玉のゼラチンフィルタホルダがないのだ.まぁ改造してつけるが.

 しかしながら暗いレンズであっても,それと引き換えに得られる圧倒的迫力は捨てがたい.買う.



SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM [Contemporary]

 一目でわかるがこいつ,ズーム倍率が"""""ヤバい""""".

 どのくらいヤバいかというと,「ワイが持ってるズームレンズ2本分がこの1本にまとめられる」レベル.

 今持っているズームレンズがTAMRON A14 AF18-200mm F/3.5-6.3とTAMRON A17 AF 70-300mm F/4-5.6の2本なので,300mm域での1/3段分の暗さが許容できるなら完全に置き換え可能だ.

 APOではないため,多少はパープルフリンジが出るだろうが,TAMRONのパープルフリンジはあまりにひどいため,むしろ改善されるだろう.

 Contemporaryラインなため,Artなどとは到底比べ物にならないレベルの画が出てくるだろうが,もう7年(多分)選手のA14と,たかだか13kのA17よりもはるかにいい画を出してくれるだろう.

 そしてこの1本さえあればたいていの状況に対応できるというのもかなりの強みだ.

 旅行などでは荷物の削減が求められるし,ブルーインパルスの撮影の際はT-4をメインに収めた画から,スモークの描き物までこの1本で収めることができる.(まぁ18mmだとスター・クロスとかキューピッドは入りきらないので,K-mに10-17mmを付けてスター・クロス/キューピッド専用機にする未来が見えるが.)

 そして,普段持ち歩くレンズがもう1本増やせるのもかなり強い.現在使ってるアタッシェのカメラバッグは,無理やりにならない範囲だとボディ1台とレンズ3本が携行できるため,A14とA17を1本にまとめると,DA35mmと合わせてさらにもう1本持ち運べるようになる.

 空いた1本分はさっきのsmc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED[IF]とかsmc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL WRとかHD PENTAX-DA 55-300mm F4-5.8ED WRとかSIGMA DC 30mmF1.4 HSM[Art]とかを入れれば強くなれる.

 このレンズの情報をTLに放流したところ,歯車君(@Fe_GEAR)が先にEFマウントの奴を買っていたので,シューティングレッポヨを書いてくれることだろう.(圧力)



ICOM IC-R6

 今度はレンズではなく広帯域レシーバと呼ばれるもの.簡単に説明するとエアバンド受信機.送信能力はない.

 航空祭では航空無線を傍受することで機の進入タイミングがわかるのでドチャクソ強くなる.

 それ以外にも電車の無線が聞けるため,普段から持ち歩いておくとかなり強くなれるアイテム.

 一陸技の勉強がまったく捗らない今,電波関連の物を買って無理やりモチベを励起するという手もある.

 こんなん書いてないで一陸技の勉強をしろって感じだ.



まとめ

 これらの物を買うと大体12万円くらいになる.物欲って怖いね.