残念ながらお金を用意することができませんでした

カメラやらアイマスやら電波やら電気電子やらいろいろと書いていくやつ

気胸になった話(5日目)

 今日は朝からこれを書いている.手術なのでいろいろとぶっ刺されてる.今日は手術について書こうと思う.

 ~2017/06/30(金)~
 前日22時ぼく「ぽやしみ~」
 0時ぼく「痛くて目が覚めたけど座薬ぶち込んで頑張って寝た」
 4時ぼく「痛くて目が覚めたけど座薬ぶち込んで頑張って寝た」
 8時ぼく「ぽきたwドレナージの痛み大分引いたな.」
 看護師ネキ「病院食あーげない(0時から絶食のため)」
 ぼく「つらい」
 主任看護師ネキ「9時になったから点滴入れるで」
 ぼく「おっすお願いしまーす」
 主任看護師ネキ「お前スポーツやってないやろ??血管細すぎじゃ」
 ぼく「ハァン…(ネイティブ)」
 主任看護師ネキ「おっ,(いい感じの血管)あいてんじゃーん」
 助手看護師ネキ「よしじゃあぶち込んでやるぜ」
 ぼく「ハァン…(痛み)」
 病室「ざわ・・・ざわ・・・」
 ぼく「ん??」
 新規気胸患者「よろしくニキーww」
 ぼく「流行り病かなにか??」
 新規気胸患者「アー痛い!!(ドレナージ)」
 ぼく(がんばれ…がんばれ…(伊藤ライフ))
 看護師ネキ「そろそろ準備してや」
 ぼく「はーい(手術着に着替えながら)」
 看護師ネキ「これも履いてな(血栓防止用ストッキング)」
 ぼく「アンノォ…入らないんですけどぉ…(太ももの太さで選ぶため甲が高いワイにSサイズがきつすぎた)」
 看護師ネキ「うーんこれはキツイ…」
 ぼく「せやろ??」
 看護師ネキ「よし入った!!手術室行こうな」
 ぼく「おっ,そうだな」

 

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 ↑手術着のワイ



 ~手術室~
 麻酔科らしき人「じゃあまず,名前と誕生日を教えてくれるかな??」
 ぼく「アンドリュー,平成x年xx月xx日です」
 麻酔科らしき人「どこ手術するのかな(テンプレ通りの質問)」
 混乱ぼく「えーっと…手術室??(池沼)」
 麻酔科らしき人「ちゃうちゃうw」
 ぼく「あっ左肺です!!」
 麻酔科らしき人「そうそうwじゃあ手術室行こうか.100mくらい離れてるけど大丈夫??」
 ぼく「行けます行けます」
 麻酔科らしき人「じゃあそこに横になって」
 ぼく「あい」
 麻酔科らしき人「じゃあ麻酔点滴で入れるからフワフワしてきたら言ってね」
 ぼく「(fwfw…??)アーイク…(ゆうさく)」





 ぼくが麻酔がかかってる間に今回の手術の概要を説明する.

  0:0時から絶食,11時から絶飲,昼過ぎから麻酔.
  1:内視鏡用の穴(ドレン管の穴を流用)とアーム用の穴(新規)と小道具系の穴(新規)を3か所開ける
  2:肺にあるブラを切除し,補強する.
  3:穴閉じてもう1回ドレン管ぶち込んで,終わりっ!!

 ね??簡単でしょう??
 死ぬような手術じゃないので全く心配ではない.下に手術の概要を図に示しておく.

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 再発率を書いてなかったので書いておこうと思う.

  1回目→2回目  : 50%
  3回目以降       : 80%
  手術後             :  5%

         10%のほうが正しいらしい


 ワイの場合はいったん穴が閉じたので多分2回目の再発扱いになる.こうなるともう再発確定なので,手術を決断した.後,ドレナージと手術で入院期間がほとんど変わらないらしいので,期間一緒なら再発しないほうを選ぶのは当たり前だよなぁ??
 














 ぼく(あーすっげぇ気持ちいい…)
 ぼく(なんかすっげぇきもちい…)
 ぼく(あっ手術終わった…??)
 ぼく(なんか先生と親話してる…)
 ぼく(なんかちょっと痛いかも)

 マジジゴク
  タイム
(例のフォント)



 ぼく「あー痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
 看護師ネキ「座薬ぶち込もうね~」
 ぼく「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
 ぼく「気管挿管で喉も痛い」
 ぼく「麻酔の副作用で頭も痛い」

 本当の地獄は受付でも病室でもなく観察室だった.
 い~やアレは自分がこの世に生まれてきたことを後悔するレベルの痛みでしたね….
  ???「オイオイオイ」
  ???「死んだわアイツ」
  ???「ほう…手術明けですか…」
  ???「痛いですね」
  ???「内視鏡は痛さが極めて低いらしく,気胸患者ではよく行われる手法です.」
  ???「それに気管挿管と麻酔の副作用」
  ???「これも遅効性の痛みの原因です.しかもドレナージも合わせて痛みのバランスもいい」
 よくない.

 痛みと麻酔明けの脳で何も覚えてないが,何とか痛みに耐えながらも寝ることができた.





 次回予告:アンドリュー,ドレナージが抜ける.








 おわりだよ~

 

 

 

 

 

 

2017/07/10 再発率の修正

気胸になった話(4日目)

痛い
超絶痛い
経緯を振り返る

~2017/06/29(木)~
6時ぼく「ぽきたw」
体調確認ぼく「微妙に肩痛いし学校休もう…」
二度寝ぼく「ぽやしみ~」
9時ぼく「ぽきたw」
鈍痛ぼく「普通に肩いてぇ」
起床ぼく「あっコレやべぇ奴だ」
痛み止めぼく「ロキソプロフェンロキソプロフェン…」
鎮痛ぼく「全然効かねぇ!!」
両親共働きぼく「母親氏~~~~~~~~~~~早く帰ってきてくだされ~~~~~~~~~~」


~2時間後~
母親氏「おっ大丈夫か」
呼吸困難ぼく「ダメです」
母親氏「ほな病院行こうな」
ミリシタ「配信しまーすw」
ぼく「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

~病院~
ぼく「アンノォ…電話してたアンドリューですけどぉ…」
受付ネキ「これ持って6番行って」
ぼく(遠いんじゃアホ)
レントゲンニキ「よろしくニキー!!(放射線ファサー)」
ぼく「え、ええんやで…」
おいしゃさん「入院です」
ぼく「あっ…」
おいしゃさん「もうこれね,手術したほうがいいよ」
ぼく「します(即答)」
おいしゃさん「これ以上縮むと死ぬから最低限ドレナージもするね」
ぼく「ハァン…(ネイティブ)」

 ということで悪化したので再入院となった.程度としてはほぼ重度である.下に今回のレントゲンのイメージ図を示す.

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 しぼんでますねこれは…間違いない…
 昨日と同様に一瞬レントゲン画像を見れたが,まったく肺が見えなかったのも頷ける.ちなみにこれ以上しぼむと心臓を圧迫しだして割と死ぬ.
 ということでドレナージを行うことになった.痛い.超痛い.昨日「ここは地獄か」とか言ったけど本当の地獄は受付ではなく病室だった.
 ということで今日はドレナージについて書いてみようと思う.痛い.
 ドレナージは先日軽く説明したが,胸腔内に溜まった空気を外部から取り除く治療である.図で説明するとこうなる.

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 手順としては多分以下の通りとなる.痛い.

  1.消毒し,部分麻酔をかけ
  2.あばら骨の間をメスで切開する.
  3.チューブを胸腔までぶち込む
  4.コンプレッサスイッチオン
  5.縫合してチューブを固定して終わりっ!!

 まーこれは麻酔効いてるし痛かったら麻酔倍プッシュしてくれるのでいい.問題は麻酔が切れてからである.痛い.

 超絶痛い.死ぬほど(ガチ).

 当然痛み止めをくれるのだが,効いても十分痛い.切れたら地獄のような痛みが襲ってくる.ちなみに痛み止めは痴態を晒さない飲み薬(あまり効かない)と痴態を晒す座薬(効くらしい)を選べるのだが,痛いのは嫌いなので座薬を選んだ.
 が,痛い.
 常時変顔になるくらい痛い.座薬効いてきた.座薬が効くとまぁ耐えられるレベルにはなる.それでも痛いが.
 問題は座薬が効く時間で,1回入れたら4時間は入れられないが,実際効くのは入れてから1時間くらいかかるし,入れてから1時間半程度で切れ始める.後はほとんど変わらない.デューティー比に換算しても90%くらい痛い.むりくぼ.

 手術は明日(30日)の16時くらいからとなる.内視鏡を用いてブラを切除する.あまり書くとネタ切れになるので明日以降書こうと思う.

 そういえば明日は手術が夕方になるので,麻酔の効き具合によっては夜まで記事を書けないかもしれない.更新されなかったら察してほしい.
 手術自体は簡単らしいので死ぬことはないはずである.プロを信頼するしかない.

 ミリシタのリセマラしたすぎて夜も眠れない.

 




 次回予告:アンドリュー,手術をする.






 おわりだよ~

気胸になった話(3日目)

~2017/06/28(水)~

朝7時ぼく「ぽきたw」

朝8時ぼく「そりでは,無限に地元の病院に行きたいと思いまつw」

受付ぼく「ならんどる」

クソジジイ(スッ(割り込み))

おじいさん「何割り込んでんだおめぇ」

クソジジイ「お前より早くからまっとったんや!!」

ぼく(ここは地獄か…)

受付ネキ「16番呼吸器外科の受付にこれ持ってってください」

移動ぼく(結構遠い…)

呼外受付ネキ「6番までレントゲン撮りに行ってね」

迷子ぼく(結構遠いし迷う…)

レントゲン技師ニキ「今日は目一杯吸った時と目一杯吐いたときの2枚撮るで」

ぼく「かしこまり!!」

レントゲンニキ「よろしくニキ―!!(放射線ファサー)」

ぼく「ええんやで(ニッコリ)」

モニタ「ほれ(撮ったばかりの画像)」

ぼく「はぇ~すっごい設備…」

レントゲン技師ニキ「どう??」

ぼく「ちょっと膨らんでるかな…??」

レントゲン技師ニキ「よかったやん.じゃあこれ持って呼外まで戻ってね」

移動ぼく(やっぱり遠い…)

緊張ぼく「なんかこわい」

おいしゃさん「お待たせ!!紹介された先生とは違うけどいいかな??」

困惑ぼく「違うのか…」

おいしゃさん「まー昨日より良くなってるからこのまま経過観察でいいと思うよ.激しい運動とか飛行機乗らなければ大丈夫.」

ぼく「えっ,大学は??」

おいしゃさん「このくらいで仕事行く人いるし体に過度な負荷かけないんだったら大丈夫やと思うで.まぁ自分の体と相談してな」

ぼく「デレ5th福岡に行けなかったら死ぬのでしばらく休みます!!(7月終わりから試験があってもし悪化して受けれなかったら怖いですね…)」

おいしゃさん「まぁ苦しくなったらすぐ来るんやで.次は…来週の月曜で」

 

 ということで症状としては快方に向かっている.帰宅後ドチャクソ気持ち悪くなって眠気がすごかったが,寝たら治ったので多分寝不足だったのだろう.

 

 前かがみになった時にゴロゴロ言わなくなったっぽい.やったぜ.

 

 大学については自分の判断とのことなので,休むと面倒な実験がある金曜日から復帰しようと考えている.

 

 決して明日がミリシタ配信予想日だからとかいうそういう理由ではない.

 

 決して明日がミリシタ配信予想日だからとかいうそういう理由ではない.

 

 なんか気胸についてもあらかた書き上げてしまったからネタがなくなってしまった.

 

 なんか質問あったら適当に投げてくれると記事に書くかも.

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回予告:気胸的ミリシタのすゝめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おわりだよ~

気胸になった話(2日目)

~2017/06/27~
朝4時ぼく「ぽきた…」
起床ぼく「寝れない…」
痛みぼく「肩痛い…」
看護師さん「我慢しないでさっさと言って.どうぞ.(ロキソプロフェンポイー)」
看護師さん「飯食え」

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鎮痛ぼく「おくしゅりしゅごい…」
看護師さん「レントゲンの時間だぁ!!」
レントゲンぼく「頼む膨らんでてくれ…」
おいしゃさん「取りあえず変わってないから帰っていいよ」
退院ぼく「\パンッ/ヨッシャwwwキタァァァァァァァアアアアアwwwwwwwwwww(高い声で)ウワヤッタァァァァァァアアアアアア」
おいしゃさん「家で大人しくしとけよ.あと明日地元の病院でレントゲン撮ってもらってね.」

 ということで退院した.今朝の状況は昨日と変わらずしぼんでも膨らんでもないのでこのまま経過観察となった.1泊で…3万!!僕のおちんぎん2か月分!!


 …早速書くことがなくなった. 家に帰る途中濱かつ(リンガーハット系列のとんかつ屋)で肉を食い,シャワーを浴びて仮眠して晩飯にハンバァァァァァァァグを食ってこの時間である.


 あまりに暇すぎるもんだから病室ではずっとSCPの日本語訳Wikiを読んでいた.通信量そんなにかからないし.
SCP財団


 気胸にかかって困ったことでも書こうと思う(唐突).まず体勢が大幅に制限されること.ワイの場合は座って頬杖を突く/背もたれに背をつけない状態と左肺を上にして横になった時だけは特に肺に問題はない.それ以外の体勢になると肺がコロコロ言ったり左肩に痛みが生じるようになる.以下に少し細かく書き出してみる.

 ・椅子によりかかる:左肩が痛む
 ・前かがみになる:肺の下部からコロコロ音が鳴る
 ・仰向けになる:肺の上部で空気が移動する感覚とともに,鼓動に同期して「コポ…コポ…」という.ヤバい.その後左肩の痛みが出る.
 ・うつ伏せなる/左側を下にして横になる:仰向けと同様だが,音と痛みがひどくなる.

 胸から「コポコポ」なる感覚はちょっとは分かってもらえると思うが,すごく気持ち悪さを感じるとともにかなりのホラー体験となる.ちょっと死の恐怖を味わえる.昨日寝れなかった原因の一部はこれである.あとは環境.

 当然寝るときは左側を上にして寝る必要があるため,ずっと体の右側は下にしておかなければならない.これがまたキツイ.寝付けないと右側の痛みでさらに寝付けなくなる悪循環となる.さっさとロキソプロフェン貰っとけばよかったと後悔している.

 寝るとき以外にも困ることがあって,基本的に腰から下にあるものが取れなくなる.前かがみになるからである.痛みはないがやはり音が鳴るのは気持ちが悪い.なので基本的には上半身の角度は変えずにしゃがんで物を取ることになる.スクワットスクワット.

 洗面時は特におっくうになる.口をゆすぐ際にはコップを用いて膝立ちになりゆすがないといけないし,顔を洗うときはもう音が鳴るのを覚悟しないといけない.

 あと,自宅安静となるため,一人暮らしの人はマジでつらいかもしれない.外出は禁止.私は実家住まいなので親に全部やってもらえるからよかったが.


 部屋の中に蚊が入って叩き潰そうとしたらちょっと肺の様子がおかしくなったかもしれないがきっと何ともなっていないだろう.きっと大丈夫だ.SCP-510-JPさんお願いします.


 変な時間にガッツリ寝ちゃったので今日の夜寝れるかどうか不安であるが頑張って寝ようと思う.



次回予告:アンドリュー,レントゲンを撮る(2回目)


おわりだよ~